To view articles in English only, click HERE. 日本語投稿のみを表示するにはここをクリック。点击此处观看中文稿件한국어 투고 Follow Twitter ツイッターは@PeacePhilosophy and Facebook ★投稿内に断り書きがない限り、当サイトの記事の転載は許可が必要です。peacephilosophycentre@gmail.com にメールをください。Re-posting from this blog requires permission unless otherwise specified. Please email peacephilosophycentre@gmail.com to contact us.

Sunday, March 01, 2009

Senji Yamamoto: A Man To Be Remembered - 1

The second Peace Philosophy Salon was another stimulating event. After watching the film "Buki Naki Tatakai (A Fight Without Weapons)," somebody asked, "Were you taught about Senji Yamamoto in school?" Nobody said yes. A man who almost single-handedly objected against the revision of the Peace Preservation Law, one that enabled death penalty. A man who represented the voices of labourers and farmers. A man who introduced sex education and birth control, to improve the living standard of the poor. One thing that is clear is that we, who were at the last Saturday's salon, will remember this courageous and conscientious man of the early 20th century of Japan forever.
昨日の「サロン」に参加いただきありがとうございました。素晴らしい素材を提供してくれた、Masa さん、ありがとうございました。山本宣治のような人はもっと深く歴史に刻まれるべきで、日本の若い人たちに学ばれるべき人と思います。日本では過去の戦争の過ちを学ぶことを「自虐史観」などと言ってあの戦争はアジアを解放する戦争であったとか、日本の周辺諸国への加害を過少評価することが「日本に誇りを持つこと」であることだと教えようとしている人たちがいます。そういう人たちは、山宣のような、戦前の日本において真の意味での大衆の声の代理となり民主主義を実践した人たちのことを教えようとはしません。しかし、私は、映画「武器なき斗い」を見て、また山宣についての本を読んで、戦前の日本にこのような素晴らしいビジョンを持ったリーダーがいたことを心から誇りに思いました。昨日のディスカッションで最初に出た疑問は「どうしてこの人のことを日本の学校で教わらなかったのだろう?」ということでした。まあ答えは明かかもしれません。山宣のような声を封じ込め、治安維持法によって投獄、拷問、暗殺、処刑し、日本が軍国主義者に支配されることを許したことによって、あの悲惨な15年戦争と太平洋戦争のおびただしい被害と悲劇を招いたという日本の大きな過ちについて、国家自身は積極的に教えようとはしないでしょう。
Here are comments from the participants.  参加者からの感想です。Simple English translation follows the original Japanese comments.
- 私は東南アジア地域が好きで勉強しています。昨日、山本宣治さんのようなヒーロー的人物は、どの国にも居るといわれた方が居ましたが、確かに、と思いました。東南アジアのナショナリズムが相次いで起こっていたとき、ああいう風に立ち上がり、弾圧に抵抗した人はたくさん居ました。日本でも、そういう人が居たことに正直驚いたし、もっとその時代の動きを知りたいと思うきっかけになりました。 Y.T.
I am learning about Southeast Asia. There were many nationalists in the Southeast Asian countries who stood up despite the oppression. I was surprised to know there was such a person like Senji Yamamoto in Japan. This meeting has motivated me to learn more about that time period.
- 今の日本に山宣のように日本を変えようと思い、闘おうとする人やそれについて行こうとする人がいないのは、何らかの政治に対する不満を持っていても、それが自分たちの生活をそれほど脅かさないと思っているからではないでしょうか。例えば、イラク特措法にしても、賛否を問われた時、自衛隊を派遣することは9条に反しているのではないかと反対する人も多かったと思いますが、その中のほとんどの人は、自分は自衛隊じゃないまたは自分の家族は自衛隊じゃないから関係ないと、派遣には反対してもそれを行動に起こそうとする人は極少数で、たとえ誰かが反対運動をしてもそれについて行くという人も限られていたと思います。だから日本人はもっと政治を身近に感じておかしいと思った時に山宣のようにきちんと反対できる国民にならないといけないなぁと思いました。 M. F.
People in Japan don't see the connection between what goes on in the politics and their own life. For example, when the government was debating Iraq Special Measures Law, some people thought it was unconstitutional, but others did not care. We Japanese should be more active like Yamasen (Senji Yamamoto).
- 前回も素晴らしい会に参加させていただいてありがとうございました。私はディスカッションの時にも発言させていただいたように、山宣がなぜ教科書で取り上げられないのかということを疑問に思っていました。日本政府が知られたくない過去を封印しておく。非常に難しいラインであるなと改めて考え直すことでそう思いました。教科書はやはり生徒たちだけでなく、大衆の方が読むことも可能なので、山宣のような人物が取り上げられるということは簡単なことではないということも一理あるなと感じました。しかし、最終的に行き着くべきところにはやはり行き着いてほしいなというのが、心から思うところです。T.Y.
I wonder why there is no mention of Yamasen in Japanese textbooks. Japanese Government probably wants to hide that part of the history. I want more Japanese people to get to know Yamasen.
他に長めの文章があるので、別投稿にします。Some other longer comments will be posted separately.

No comments:

Post a Comment